皆さんこんにちは!
日本初の「CULLNI」というブランドをご存じですか?
CULLNIについてはこちら↓
今回ご紹介していくのは、ウィンターシーズンには欠かすことのできない、「コート」になります。美しく、そして刺激的なデザインと、拘りぬかれた上質な素材・技術から生まれる確かな品質。いくつもの〝NIFTY〟が集まってCULLNIのコートは完成してゆくのです。
【CULLNI 20AW】タイロッケンコート
-DESIGN-
〝ザ・ベーシック〟
他とは一線を画すような画期的なデザインは、
それでもCULLNIのファンからすれば、王道であり
ブランドを表すシンボリックな存在です。
このデザインを見ずには、冬は始められない
今年もそんな季節が近づいていますね。
語るまでもなく、注目の先は右身頃に装備されたバックル付きのベルトでしょう。お馴染みの〝タイロッケン〟デザインを用いることで生まれるトラッドなイメージを、現代的なオーバーシルエットでカバー。サイドに切り込まれた深めのスリットは、動きやすさを生み出しつ、立体的なドレープ感を生み出す効果もあります。
ベルトストラップの存在がもたらす印象の変化は非常に大きいです。タイロッケンデザインが持ち合わせている上品さを中和し、より現代的なカジュアル感を生む効果。オーバーなサイズ感により発生する、僅かなモードテイストをさらに加速させる効果。あるいはその相互補完を補ってくれます。ベースにとなるスタイルの印象を増幅させながら、起毛感のある高級な生地感と仕立ての良さからは、エレガントなオーラが漂っています。
CULLNIというブランドを語るうえで、その大きな基盤を築いたといっても過言ではないアイコニックなシリーズです。
-INFORMATION-
【素材】
表地 ウール90% ナイロン10%
裏地 キュプラ100%
袋布 ポリエステル 65% レーヨン35%
【カラー】 全4色 black/camel/sea green/deep green
【サイズ】 1~2
-REVIEW-
【汎用性】
【雰囲気】
←カジュアル・フォーマル→
【トレンド性】
【個性】
【CULLNI 20AW】チェスターコート
-DESIGN-
冬の定番アイテムである「チェスターコート」
先程とは打って変わってシンプルな装いに見えますが、
こちらは単なる〝定番型〟などではありません。
シンプルさゆえに際立つのは、その仕立ての良さ。
何が必要で何が不要なのかを選び抜く
〝CULL〟
ブランドコンセプトには、
そんな意味も込められています。
写真ではやや分かりにくいやもしれませんが、左側の胸部にフラシ布が当てられています。タイロッケンコート同様に、こちらもCULLNIの十八番とも呼べるディティーリングですね。シンプルゆえに際立つアシンメトリーなデザイン、またはアシンメトリーを生かすためのシンプルさ。その是非は分かりませんが、どちらにしても高いデザイン力・アイデア力が伺えます。
サイドのポケットはジップファスナータイプになっており、これまた異端で、現代的なアクセントになり得ます。ボタンの形状も通常とは異なり、左右の凹凸を合わせる〝ドットボタン〟が採用されています。その位置は腹部より上の襟元付近になっていて、これによって、ストレートのロング丈をより美しく映えさせることができます。
マイナスをプラスに、プラスをマイナスしてフラットに、細かいダイナミクスによる表現力はCULLNIの作品の持ち味です。もっとも、CULLNIにとってはプラスもマイナスも存在せず、それらはあくまで一つの個性というとらえ方なのでしょう。
-INFORMATION-
【素材】
表地 ウール90% ナイロン10%
裏地 キュプラ100%
【カラー】 全4色 black/camel/sea green/deep green
【サイズ】 1~2
-REVIEW-
【汎用性】
【雰囲気】
←カジュアル・フォーマル→
【トレンド性】
【個性】
【CULLNI 20AW】ステンカラーコート
-DESIGN-
〝数多の事柄から、良いと感じた物を選んでほしい〟
CULLNIの掲げるコンセプトの一説。
人の数だけの感性があり、その何倍もの数
選択肢が用意されています。
その選択が、今後の人生にどう影響するか、
それが是なのか非なのか
答えが出るわけではありませんが、
少なくとも私の心に一番刺さったのは
このステンカラーコートでした。
もはやその存在は、一つの名称で括りつけることはきっと不可能で、〝ステンカラーコート〟という表現も最善ではないのでしょう。シンプルゆえに、味のない印象のステンカラーコート。その在り方を大きく変化させているのは、オーバー気味にとったAラインのシルエットと、そのシルエットを強調するフラシ布の加工。それぞれのラインによって生まれた凹凸は、ドレッシーで上品な装いと化します。
比翼仕立てにより、表面に姿が見えるボタンは、トップの一基のみ。無駄な装飾を省くことで、すっきりとしたミニマルエレガントな雰囲気になります。また下襟がない事で、やや重たい印象が生まれますが、これはヒステリックなモードテイストに取り入れるときに役に立ちます。この襟の構造は、末広がりのAラインシルエットをさらに強調するものでもありますね。
型にはまらない斬新さのみが先行しがちですが、その斬新さゆえに特定のイメージのみが植え付けられないような工夫がいくつも施されています。「このアイテムはこういう物」「これとは絶対に合わない」などの固定概念を排除させ、スタイリングや用途までも、ユーザーの意志によって可能性が広げられるような、そんな設計になっています。
-INFORMATION-
【素材】
表地 ウール90% ナイロン10%
裏地 キュプラ100%
袋布 ポリエステル 64% レーヨン36%
【カラー】 全4色 black/camel/sea green/deep green
【サイズ】 1~2
-REVIEW-
【汎用性】
【雰囲気】
←カジュアル・フォーマル→
【トレンド性】
【個性】
まとめ
本日は、クルニの20AWラインナップよりコート三種類をピックアップさせていただきました。トレンドや価値観の変化により、ハイメゾンのコート需要は以前と比べても低くなりつつありますが、それでもやはり、〝本物〟に触れ合うことで、自身の価値観や充実感は変化するはずです。この選択もまた、あなたの手に委ねられています。
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