皆さんこんにちは!
いきなりですが
「JOHN LAWRENCE SULLIVAN」
というブランドをご存じでしょうか?
ファッションブランドのあるある
「読めない」ですよね笑
もはや何語かもわからない…笑
「聞いたことはあるけどよくわからない」
「気になっているが実態が分からない」
そんな方々の為に、「サリバン」の正体と
その魅力についてお伝えしていきたいと思います!
【JOHN LAWRENCE SULLIVAN】とは?
デザイナー・ブランド概要
かなりややこしい表記のこちらは、
冒頭でも触れたように「サリバン」
というブランドです。
正式にはジョン・ローレンス・サリバン
本格的なテーラードアイテムを
メインに取り扱うブランドです
【-DESIGNER-】
ジョンローレンス・サリバン
一見、英語圏の人名のようにも思えますが
サリバンのデザイナーは
「柳川荒士」という方です
https://www.imn.jp/post/108057194160
なんと柳川氏は、元ボクサーという意外な過去を持っています。しかも、学生時代にはIHや、全国大会でタイトルを取り、オリンピック出場も県内にとらえる程の実力だったそうです。ボクシング界から身を引いた後、自ら古着を買い付けたり、アパレルの設計など、ファッション業に注力するようになり、2003年にブランド「JOHN LAWRENCE SULLIVAN」を立ち上げます
シュウの小野氏は「元ダンサー」
一見すれば関係のないような経歴から、
デザイナーへと転身するケースは、
意外にも多いのかもしれませんね!
【-CONCEPT-】
強さとエレガントさを持ち合わせた男性像
「力強さ」と「エレガントさ」
一見すると、全く別の要素のキーワード
果たして、サリバンが創造する世界観とは
どのようなものなのでしょうか?
ジャケットを着ることで現れる、男らしい肉体美や
ガチっと着込んだ品のある様は勿論あありますが
もっと内面的な部分を探ってみたいと思います。
サリバンの代名詞的存在である
「テーラードジャケット」
その最大な特徴は、流行色に彩られる事の無い
ミニマルモダンな美しさです。
身幅は狭く、ジャストなサイズ感は
着崩しシルエットがトレンドとなっている
昨今のトレンド性とは逆行しています。
「知性や品を感じさせる姿」
「ここぞという場での勝負を決める姿」
「愛する存在のために、日々汗を流す姿」
男性が、その性に与えられた役割を果たそうとするとき、スーツやジャケットというものは、いつも身近な存在です。そんな輝く姿を、日常や日々のファッションに組み込むことがサリバンの掲げるコンセプトなのかもしれません。
また、シックなアイテムのみならず、攻撃的で奇抜な
存在を放つアイテムも、一方で登場してきます。
johnlawrencesullivan_officialより
johnlawrencesullivan_officialより
リングでぶつけ合った闘志を、そのままデザインと
して踏襲させているのようですね!
性の在り方という内面的部分を
ファイティングスタイルを彷彿させる
デザイン性は外面的な部分を
両面からアプローチすることでサリバンの
「男性像」は生み出されているのかもしれません
(あくまでも個人的見解です。)
服装のジャンル
サリバンのジャンルは、極めてシンプルです
「モードテーラード」
テーラードスタイルを一歩昇華させたようなスタンスながらも、
そこから放たれるスマートでラグジュアリな佇まい
そして時々見せる、アグレッシブな表情は
それだけで、モードや前衛的なスタイルを完成させます。
テーラードスタイルが根底にありながらも
自由に解釈できるブランドとなっています。
また、ターゲットとしては、20代後半から30代以降
当たりを狙っており、年齢層は高めです。
ブランド意識の高い方でも、本当の意味で着こなす
には、年月とそれに見合った価値を自分自身が
持ち合わせている必要があるでしょう。
商品の価格帯
勿論、質にこだわりぬいた一級品のアイテム達
お値段は、お手頃価格な訳がありません。
【Tシャツ】 1.5~2万円程
【トップスやシャツ類】 2.5~5万円前後
【パンツ類】 3~5万円程
【ジャケット】 8万円~
【アウター】 10万円~
(あくまでも目安になります)
代名詞でもあるジャケットは勿論、シャツを始めとしたトップス類でも5万円強とかなりお高め。
このあたりになってくると、「ヨウジヤマモト」に迫る
ジャパンハイブランドと呼ばれてもおかしくないでしょう。
身に着ける物は、イコールで当人の価値感を示します。
気軽に手に入らないからこそ、その分自分にもたらされるリターンは大きな意味があります。
【JOHN LAWRENCE SULLIVAN】の魅力
確率した独自のテーラードスタイル
繰り返しになりますが、サリバンの根底に
あるのは、テーラードなスタイル
キレイなシルエット、ハイエンドな
機能性・仕立て・生地は、
日本トップクラスの実力です。
アイコニックなウールギャバのジャケット
その造形に宿る、圧倒的な「美」
シンプルかつベーシックなシルエット
ながらも、他とは一線を画す存在です。
高密度に織られたウールギャバジンならではの滑らかな生地感は、写真でも伝わる上品さ。テーラードの枠に収まらず、スーツやビジネスシーンでも使用できるほどのクオリティを誇ります
その一方で、襟縁やポケット部分に隠在する
ステッチ加工や、エレガントながらややライトな
生地感もあり、ハイエンドなアイテムを
ファッションとして取り入れられる工夫が施されています。
しかし、サリバンの生み出すテーラード軸は
これだけではありません。
こちらは、同じくサリバンが
リリースしたハイネックニット。
ジャガード織による厚手の生地感と、スリムなサイズ感を駆使することで、ハイエンドなテーラード調スタイルに進化させています。
単体での着用は勿論、インナーとして着用すれば、羽織り物の質までも高めてくれます。
カジュアルなアイテムにも、ハイクオリティな
テーラードスタイルをミックスさせることで
今までにない、新しい価値観を生み出しています。
ただ単に質や品を高めるだけでなく、
あくまでもタウンファッションとしての
活躍を想定しているのです。
【テーラード×実用性】
簡単なようで奥が深いテーマを
サリバンは体現しようとしています。
多様な表現力
前章でもお伝えした通りサリバンのアイテムは
テーラードスタイルを軸にしつつも
表現や個性豊かなアイテムが多いです。
この投稿をInstagramで見る
ダブルボタンのジャケットをベースにしつつも
腹部や腕部に大胆なZIPファスナーを装備
一気にアバンギャルドでパンクテイストな
アイテムと生まれ変わっています。
個性際立つ前衛的なアイテムですが、
ジャケットとしての完成度の高さと、
タイトめなシルエットは引き継ぐことで
漂うオーラや高級感は揺らぐことはありません。
こちらはアーティスティックなファイアパターン
をデザインしたオーバーサイズフォトシャツ。
これだけインパクトある絵柄を採用しているにもかかわらずモードテイストを維持しています。
背景を黒で統一し、メリハリをつけていること
艶のある生地を使用し、メゾンイメージを高めていること袖や裾を調整した、品のあるオーバーサイズであること
プラスとマイナスを巧みに使い分けることで
混ざることのない要素を繋ぎとめています。
この投稿をInstagramで見る
サリバンファンならだれでも知っている名作
「デニムZIPパンツ」
目を引くフルレングスジップを装備しながらも
細めのラインにより、重心があがります。
パンツインスタイルで着用すれば、ユーロメゾンなテイストに。
シップのコントロール次第では、ファッションに組み込みにくい、「Aライン」のシルエットを演出できます。
序盤に紹介したテーラードジャケットからは想像
出来ない、ユニークなアイテムの数々
しかし、いずれもベースにあるのは「テーラード」
光る個性の中にも、ハイエンドなクオリティが隠れています。
「テーラードモード」という言葉で
先程ジャンルの紹介をしましたが、
それだけでなく、ユーザー次第で無限に
可能性を生み出すことができるのも
サリバンの魅力です。
まとめ
サリバン、いかがでしたか?
魅力的な男性を象徴するジャケットにも
エキセントリックながら、闘志あふれるアイテムにも
エレガントさ忘れることなく取り入れています
独自の視点から、男性像とファッションを結び付けていく
ブランドの活躍に、今後も胸を躍らされることでしょう!
コメント