8月27日、日本のファッショニスタを震撼させる衝撃のニュースが舞い込んできました。
-Existence-1着のパーカー
https://studious.co.jp/
⇩こちらの写真をご覧ください
ドロップ気味のビッグシルエット。
ボリュームのあるフード。
サイドのスリット。
中央のグラフィック。
ドレス感溢れるデザインと、奇抜で繊細なグラフィック。
それは一見すると、趣向を凝らしたフーディーパーカーのように思えます。
お次に、中央のグラフィックに注目してみましょう。
リンゴを模したようなデザインの中に
つづられているのは、独自のドレススタイルを確立させた
ファッションブランド「CULLNI」のロゴ。
⇩CULLNIについてはこちら⇩
ツヤとハリのあるドレープな生地感や
サイドに入れられた大胆なスリット。
この特徴的なボディパターン、もしやこれは
CULLNIの最新作なのでしょうか?
-A Wonder-彼らの美学
https://cullni.com/shop/
答えを焦ってはいけません。
もしこのパーカーがドレスブランドCULLNIの最新作であるというのならば、いくつかの疑問を解消する必要があります。
確かに、艶とハリのある生地、仕立ての良さ、ドレープ感のあるディティールを駆使したボディパターンは、まさしくCULLNIの〝それ〟です。
しかし、この作品には2点、圧倒的に〝CULLNIらしくない〟ポイントが存在しているのです。
まずは1点目
最初のCULLNIらしくないポイントは、作品のイメージを決定づける、とある存在にあります。
数パターンの時刻を示した無数の懐中時計とその集合によって生み出された、シンボリックなリンゴのデザイン。
圧倒的に目を奪われるこのグラフィックこそが、CULLNIらしくないポイントの一つです。
仕立て・素材の良さ・ディティールによってドレススタイルを構築するCULLNIは、派手なデザインやプリント、グラフィックを用いることはありません。要素を引き合う、マイナスの美学によってCULLNIの美しさは成り立っているのです。
さらにもう1点
「サイズ感」という要素は、アパレルのイメージを決定する上で非常に重要な役割を担っています。
オーバーサイズがトレンドとして挙げられる中、CULLNIはドルマンシルエットを重視しています。肩幅はタイトにしながらも、腕周りや袖周りにはゆとりを持たせ、上品さを演出しています。
比べてこちらはフードや腕部全体にボリュームがあり、丈も長めの設計となっています。非常に〝現代的〟なシルエットだと思いませんか?このサイズ感の差異こそが、2つ目の疑問です。
-Encount-リアルTOKYO
ではそろそろ、このテーマについての答えを開示していくことにします。
CULLNIのブランドを掲げながら、それは彼らの美学とは異なる要素で構成された作品。
これはCULLNIと、同じく東京のファッションをけん引するブランドとの共同で生み出された作品なのです。
【SHAREEF】
服を着ることに対する〝喜び〟〝楽しさ〟を追求するドメスティックブランドです。
⇩SHAREEFについてはこちら⇩
独自のセンスが光るグラフィックやデザインは、彼らの最大の武器でもあります。
モノグラムを連想させる「懐中時計」とSHAREEFメインモチーフである「リンゴ」。パーカーの中央に飾られたグラフィックは、SHAREEFの存在を示したものだったのです。
そしてこのコラボにはもう一者、実現にこぎつけた
いわばプロデューサー的存在があります。
現在の東京のファッションシーンのすべてが詰まった「STUDIOUS」が、長年ショップを支えてきた「CULLNI」と「SHAREEF」の仲介に入り、トリプルタッグでのコラボを実現させました。
CULLNIのボディメイクをベースに、デザイン・グラフィックをSHAREEFが担当。シルエットや使用感を東京のトレンドに寄せた、夢のような一着になっています。
-Conculction-奇跡のトリプルコラボ
今回の「CULLNI」「STUDIOUS」「SHAREEF」コラボは、STUDIOUSの新宿店・大阪店のリニューアルオープンに先がけて行われた、九つのオープニングコンテンツの一つとして企画されたものです。
⇩詳しくはこちら⇩
両ブランドのデザイナーが「一度きりのコラボ」と宣言しており、最初で最後の名作となることでしょう。
- 《ITEM》
- トリプルコラボパーカー ¥19,000 (BLK/PPL/G.BGE)
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