街行くファッショニスタの足元を彩る
「Dr.Marten」
令和に突入した現在でもその人気は衰えることなく
日常に溶け込む定番アイテムとして親しまれています。
時代を変えた〝マーチンサンダル〟
ブーツブランドとして知られるマーチンですが、現在それ以上に注目を集めているのが〝サンダル〟
サンダルとは思えない機能性と、ファッション性を兼ね備えたマーチンサンダルは、夏のスタイリングの常識を変えてきました。
MYLES-マイルス-
そして本日紹介していくのは、マーチンサンダルの中で、今最も人気のマイルスというモデル
初めはほかのモデルと比べても見劣りしていましたが、今となっては人気筆頭のモデルへ進化しました。
今回はそんなマイルスのサイズ感や、人気の秘密を徹底解説していきたいと思います!
【失敗しないために】マイルスのサイズ選びは?
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まず初めに、マイルスのサイズ感について説明していきます。
ブーツ同様、事前知識を身に着け、しっかりと自分にぴったりのサイズを購入しましょう。
【Dr.martin MYLES】サイズ展開は?
マイルスを始めとしたサンダルも、基本のサイズ表記やサイズチャートはブーツと変わりません。
⇩マーチンのサイズ選びについては、下記の記事を参考にしてください。⇩
ほとんどの販売店においてイギリスで使用されている
〝UK〟表記となっています。
(UK表記+19㎝=日本サイズとなります。)
男女兼用のモデルはUK3~UK11までの1㎝刻みの展開。
レディースモデルはUK3~UK6までの展開となっています。
【メンズ】
UK(inch) | 6.0 | 7.0 | 8.0 | 9.0 | 10.0 | 11.0 | 12.0 | 13.0 |
JP(㎝) | 25.0 | 26.0 | 27.0 | 28.0 | 29.0 | 30.0 | 31.0 | 32.0 |
US(inch) | 7.0 | 8.0 | 9.0 | 10.0 | 11.0 | 12.0 | 13.0 | 14.0 |
EUR(inch) | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 |
【レディース】
UK(inch) | 3.0 | 4.0 | 5.0 | 6.0 |
JP(㎝) | 22.0 | 23.0 | 24.0 | 25.0 |
US(inch) | 5.0 | 6.0 | 7.0 | 8.0 |
EUR(inch) | 36 | 37 | 38 | 39 |
これらのうち、MYLESは男女兼用モデルに当たるため、
UK3~UK11の展開となっています。
【Dr.Martin】どのサイズを選べば良い?
肝心なマイルスのサイズ感ですが、
表記のサイズから+0.5㎝~1㎝大き目の作りです。
しかし、サンダルのサイズ感は個人によって好みが分かれるため、
ブーツ程正確に把握する必要はないかと思います。
イメージとしては、
・ぴったりで履きたい人はマイナス1㎝
・ゆとりをもって履きたい人は普段と同じサイズ
が近いかと思います。
また、普段ハーフサイズ(0.5刻み)を着用している方は、
・ぴったりで履きたい場合はマイナス1,5cm
・ゆとりをもって履きたい場合はマイナス0,5㎝
※1,5㎝下げると小さすぎる場合があるため、基本的にはマイナス0,5㎝で問題ないかと思います。
EX:)
普段のサイズが26㎝の人 →UK7orUK6
普段のサイズが26.5㎝の人→UK7orUK6
普段のサイズが27㎝の人 →UK8orUK7
以下は、私が実際に着用してみた写真になります。
・普段スニーカーサイズ→26,5㎝~27㎝
・普段マーチンサイズ→UK6~UK7
SIZE:UK7(26.0㎝)
まずはUK7の26㎝。
かかとはジャストのように見えますが、ストラップベルトが馴染むにつれて、足が前の方にスライドしていくと予想されます。
親指の右側や、先端部分がやや余っている印象を受けます。個人差はあるかもしれませんが、私はやや大きいかなと感じます。
SIZE:UK6(25.0㎝)
続いてUK6の25㎝。
全体的にジャストフィットな印象ですが、着用している分には、窮屈さは感じません。こちらもベルト部分が甲のアーチに馴染めば、より履きやすくなるかと思います。
先程と比べると、ぴったりすぎる印象を受けるかもしれません。しかし私はマーチン特有の形状変化を理解していため、革が伸びれば足の形にあってくると予想がつきます。
私は基本的にジャストのサイズで履きたいため、
この場合はUK6を選択します。
しかし先ほども触れたように、サンダルは明確な基準がないため、好みのサイズ感を選択して頂いて問題ないかともいます。
【Dr.Martin】-MYLES マイルス-
-Explanation-
マーチンサンダル御三家の一角とも呼べる
スライドサンダル「マイルス」
機能性、デザイン性を兼ね備え、
アイコニックを受け継いだ一足です。
【about】
〝グリフォン〟〝ヴォス〟と肩を並べ、マーチンサンダル御三家とも呼ばれる〝マイルス〟。他の2モデルと比べれば既視感のあるようなデフォルメですが、その神髄には、しっかりとマーチンのDNAが刻まれています。
中央に装備された二本のベルトストラップを見れば、これがスライドサンダルであることは容易に見当がつくでしょう。しかしそこに込められたのは、単なる利便性とユーザビリティを追い求めた、都合の良い生活用品ではありません。
【INTERIOR】
デザインの要である二本のストラップにはブランドレザーを使用。お馴染みとなったメタリックベルトはただの飾りではなく、アジャスターの機能も兼ね備えています。
快適さや安さを重視しがちなスライドサンダルは、もはやファッションの域に介在することは無くなってきました。
採用されたシャークソールは、サンダルの常識を覆すようなクッション性、耐久性を兼ね備えています。5㎝以上の厚底でありながら、底をノコギリ状にすることで、重厚感を中和させ、軽やかな印象をもたらします。
忘れてはいけないのが、マーチンがそのブランドのアイコンとして刻み続けてきた〝イエローステッチ〟を採用している点。グリフォン、ヴォスにもステッチを採用しているタイプはいくつか存在していますが、標準カラーでイエローラインが施されているのはマイルスのみです。
これはただの気まぐれではなく、これこそがマイルスのデザインに隠された黄金比であると私は考えています。(詳しくは後程)
【usability】
柔らかく、足あたりの良いブランドレザーは、サンダル特有の靴擦れを防ぐと同時に、長く履き続けられる耐久性を兼ね備えています。
履きやすさ、取り回しのしやすさが最大の長所であるスライドサンダルですが、懸念されがちなのが着用感。「脱げやすそう」「長くは歩けなさそう」といった声が甥ですが、二本のストラップで幅を調整出来るマイルスには必要ない心配でしょう。
底面のノコギリ型ジギーソールは、DRM〝ゼブリラス〟シリーズの証。5㎝近くあるソールは、ただ優れたクッションを発揮するのでは無く、程よい方さと反発性があり、長時間の歩行をアシストしてくれます。
【Dr.Martin マイルス】人気の秘密は?
https://jp.drmartens.com/
-Explanation-
確かにマイルスには、他のシリーズにはない個性や
DRMとしてのDNAが刻まれています。
しかしそれでも、
長らく定番として扱われていたとしても、
他のモデルに比べて、圧倒的な人気があったかと聞かれれば
誰しもがそうではないと回答してきたはずです。
何故マイルスは、今となって
日の目を浴びることとなったのでしょうか?
圧倒的汎用性の高さ
マイルスの魅力を語る上で、欠かせないファクターであるのが
〝汎用性〟
サンダルを選ぶ際の基準は、人それぞれ異なるかと思います。普段履きなのか、生活用なのか、ファッション用なのか。デザインによる選択肢に加え、履き心地や使いやすさなど、様々な要素を踏まえ、検討することでしょう。
そして誰しもがこう思うでしょう。
全てが揃ったサンダルは無いかと。
それを実現するサンダルこそが、〝マイルス〟なのです。
先ほども説明たように、マイルスは〝ゼブリラスコレクション〟のレガシーを受け継いでいます。採用されているジギーソールは、
・軽量性
・クッション性
・汎発性
・耐久性
のすべてを兼ね備えており、「歩きにくい」「疲れやすい」といった、サンダルの常識をすべて覆します。
しかし、歩きやすさや快適さというのは、いわばマーチンの専売特許であり、
マイルスだけが持ちうる武器というわけではありません。
重要なのは、この〝マイルス〟というサンダルがヒールストラップのないスライドサンダルであるという点にあります。
サンダルには様々な用途があり、全てがファッション用というわけではありません。特にクロックスや、Nikeのベナッシのように、軽く外に出るための、いわば〝生活用〟としての役割を担う場合も多いです。
そしてマイルスには、この生活用としての機能が十分に搭載されています。着脱は容易であり、歩行も楽。コンビニやスーパーなど、軽く家を出るときにベストな条件であると言えます。
それでもマイルスは、ファッションアイテムとしての役割を忘れることは決してありません。
ヒールの無いスライド式に、イエローのステッチ。のこぎり型のシャークソールは、一見カジュアルな使用感に感じますが、
艶感のある重厚的なレザーや、メタルのアクセント。迫力のあるプラットフォームソールは、時にモードなニュアンスに変身します。
スタイルに捕らわれず、使用者のスタイリングに馴染み、時には増強してくれる。すべてにおいて万能なマイルスは、今年の夏を制することでしょう。
【番外編】マーチン・マイルスを賢く購入しよう!
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