マーチンのブーツは〝0.5㎝~1.0㎝〟小さめがベスト
Dr.Martens
半世紀の時を駆け抜け今なお進化を続けるドクターマーチン
長い歴史が育んだ伝統に縛られることなく、
しっかりと現代のファッションシーンと向き合っています。
【Dr.martens】勘違いしがちなサイズ感
そんな大人気のドクターマーチンですが〝サイズ〟に関する悩みをよく耳にします。
大人気のドクターマーチンを安心して購入できるよう、今回は販売員の私がマーチンのサイズ感を徹底解説していきたいと思います。
【必見】ドクターマーチンのサイズ感について
それでは早速、ドクターマーチンのサイズ感について解説していきたいと思います。
ドクターマーチンのサイズ感は〝大きめ〟
サイズ感に関して結論を申し上げると、ドクターマーチンのブーツは基本的に大きめとなっています。
マーチンにはレースアップブーツ、チェルシーブーツ、オックスフォード等、
様々な種類がありますがどれも標準サイズより大きめとなっています。
マーチンのサイズ展開は?
ドクターマーチンのブーツやサンダルのサイズ展開は、下記の通りです。
【ドクターマーチン・サイズ展開】
UK3(22㎝)~UK13(32㎝)
ハーフサイズ抜きの1.0㎝刻みで展開されています。
※モデルや規格によっては前後します
また、マーチンには〝レディース規格〟のモデルも存在しており、今回紹介するサイズ感とは異なる場合があります。
⇩レディース規格モデルについてはこちら⇩
【ドクターマーチン】サイズ選びの注意点
その他にも実際にサイズを選ぶ際に、いくつか注意点があるためこちらも紹介します。
-注意点①-革が伸びるため〝小さめ〟を選ぶ
先ほど〝マーチンは大きめ〟とお伝えしましたが、ここで注意しなければならない点が存在します。
これによって余裕を持ったサイズ選びをしてしまう方が大半なのですが、これはおすすめ出来ません。
ジャストサイズを着用し、時間をかけて足に馴染ませましょう。
-注意点②-ジャストサイズがおススメな理由
マーチンをジャストサイズで着用するメリットはいくつか存在します。
・革が伸びるためサイズが合わなくなってくる
・シワが入り形が崩れる
・靴ズレの発生
・見た目のアンバランス
大きすぎるサイズを選んでしまうと、足に合わなくなるだけでなく〝形の崩れ〟なども心配になってきます。
マーチンを長くキレイに履くためにもジャストサイズでの購入を推奨します。
-注意点③-マーチンのサイズチャート
マーチンは基本的にイギリスのサイズ表記であるUKサイズで表記されているため、
下記チャートのように日本サイズに置き換える必要があります。
⇩以下のチャートをご参照ください⇩
【メンズ】
UK(inch) | 6.0 | 7.0 | 8.0 | 9.0 | 10.0 | 11.0 | 12.0 | 13.0 |
JP(㎝) | 25.0 | 26.0 | 27.0 | 28.0 | 29.0 | 30.0 | 31.0 | 32.0 |
【レディース】
UK(inch) | 3.0 | 4.0 | 5.0 | 6.0 |
JP(㎝) | 22.0 | 23.0 | 24.0 | 25.0 |
・よくありがちな勘違いとして
UK5.0=25㎝
ととらえる方がいますが、チャートを見て分かるようにUK5.0のサイズは24.0㎝になります。
-注意点④-見た目の大切さ
実はドクターマーチンには、着用サイズ感以上に大切なサイズ選びのポイントがあります。
それが〝見た目のサイズ感〟
ドクターマーチンのブーツはアッパーにボリュームが集中しているため、必要以上にサイズを上げると、足先だけ長く見えてしまい非常に恰好悪いです。反対にジャストすぎるサイズだとボトムスに隠れて、存在感が薄れてしまします。
⇩下記の着用画像をご覧ください⇩
【UK6】
【UK8】
25㎝と27㎝を履き比べてみました。どちらも所感はあるものの、工夫次第では着用可能なサイズです。
しかしながら、25㎝の方は明らかに小さくちんちくりんな印象。27㎝の方は足先がかなり余っているように見えます。
【モデル別】あなたにぴったりなサイズはこれ!
モデルごとにサイズ感は異なるため、一概にぴったりなサイズを紹介することは出来ません。
しかしマーチンのブーツはある程度種類で分類が出来るため、ある程度の目途を立てることは可能です。
【モデル①】3ホール系
マーチンの一番人気モデルでもある3ホール。
着用する方が多い分、サイズ感に関しても意見が分かれるモデルです。
また、サイズ選びに失敗しやすいモデルでもあります。
【Dr.martens・3ホール系】
・1461
・1461BEX
・1461QUAD etc…
–ポイント①-
マーチンのサイズ選びの基準になる3ホール
初期状態では横幅がややタイトなのに対し、縦には余裕があります。
–ポイント②-
サイズを上げすぎてしまうと見ためのバランスが悪くなりがちなので
自分のスタイルや服装との照らし合わせが必要です。
【3ホール】丁度良いサイズで履きたい方
歩行時の快適性や着用感を重視したい方は、基本的に0.5~1.0㎝サイズダウンで選ぶことをおススメします。
【3ホール】見た目で選びたい方
⇩より詳しくはこちら⇩
【モデル②】8ホール系
マーチンのアイコンモデルとして知られる8ホール
その種類は多岐に渡りますが、サイズ感は共通のものが多いです。
【Dr.martens・8ホール系】
・1460
・jadon8hole etc…
–ポイント①-
3ホールよりも革面積が多いため、相対的に小さめに感じやすいです。
こちらも革の弛緩でサイズ感が変化するため、初めはジャストサイズで購入しましょう。
–ポイント②-
ブーツタイプの方が靴紐等での調整がしやすいため、
革靴に慣れない方は、気持ち余裕を持っても問題無いでしょう。
【8ホール】丁度良いサイズで履きたい方
歩行時の快適性や着用感を重視したい方は、基本的に±0.0㎝~-1.0㎝で選ぶことをおススメします。
【8ホール】見た目で選びたい方
⇩より詳しくはこちら⇩
【モデル③】サイドゴア系(チェルシー)
隠れた名作としてファンに愛されるチェルシー。
トレンドかが進み、街中でもいかける機会が増えました。
【Dr.martens・サイドゴア系】
・2976
・2976BEX
・WINCOX etc…
–ポイント①-
マーチンサイドゴア最大の特徴は履き口の狭さと硬さ。
新品状態だとかなり履きにくいものの、入ってしまえば中は広いです。
こちらも履きやすさではなく、足入れサイズで判断しましょう。
–ポイント②-
8ホールや3ホールと比べ、やや足先が長いのが特徴。
横幅で合わせすぎると前が余ってしまう為注意が必要です。
【サイドゴア】丁度良いサイズで履きたい方
歩行時の快適性や着用感を重視したい方は、基本的に±0.0㎝~-1.0㎝で選ぶことをおススメします。
「サイズ感が良く分からない」
「自分に合ったサイズが分からない」
「サイズ表記が㎝じゃない」etc…