ドクターマーチン〝エイドリアン〟のサイズ感や人気の秘密を徹底解説

Dr.Martens

街行くファッショニスタの足元を彩る

「Dr.Marten」

Dr. Martens ADRIAN ホワイト ステッチ ローファー BLACK ディティール画像8

長い歴史をもちながら、
現代に向けたアップデートを重ねる
イギリスの老舗ブランド。

令和に突入した現在でもその人気は衰えることなく
日常に溶け込む定番アイテムとして親しまれています。


【隠れた人気モデル】ドクターマーチンのタッセルローファー

Prologue-

数あるドクターマーチンのブーツの中で、隠れた名作と呼び声高い
タッセルローファーシリーズ〝エイドリアン〟
年齢や性別の垣根の超越は勿論、
通常であればローファーとは相いれないスタイリングともマッチする
ボーダレスな使用感が人気を博しています。

今回はそんな〝エイドリアン〟シリーズについて、魅力や特殊なサイズ感について解説していきたいと思います。

【疑問】Dr.Martenのエイドリアンはどんなシューズ?

https://item.rakuten.co.jp/dms/10001627/

改めまして、皆さんはドクターマーチンの〝エイドリアン〟というモデルをご存じですか?

Dr.Martens・エイドリアン

マーチンの心臓とも呼べる〝バウンシングソール〟を搭載し、1980年に誕生したエイドリアン。ドクターマーチンのローファーのうち、甲部分にタッセルと呼ばれる紐飾りを模した装飾が施されているモデルを指します。カラーやステッチの色、デザインの細かな差異はあれど、総称してエイドリアンと呼ばれています。

←図のような装飾がタッセルと呼ばれるものです。履き口から甲にかけてアーチを描くように取り付けられています。

60年代初頭に登場したタッセルローファーは、当時イギリスのサブカルチャーに大きな影響を与えていました。

現在でもコラボアイテムを始め、毎年多くのモデルが誕生しています。

【Dr.Martens】-2680 エイドリアン・タッセルローファー-

https://item.rakuten.co.jp/dms/22209001/

-Explanation-

60年代にブームが始まり、若者のサブカルチャー
に影響を与えてきたタッセルローファー。
マーチンの一足目が誕生したのは1980年。
以降進化を続ける、大人気モデルです。


【about】

1980年に登場したエイドリアン。
親しまれてきたマーチンのアイコンと、
ドレス・カジュアル・フェミニン・モード・パンク、etcあらゆるスタイルに柔軟に対応する汎用性の高さが最大の魅力です。

https://jp.drmartens.com/
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【DETAIL】

目を引く装飾は、魅力のほんの一部。

細身の木型を使用しているヘリテージフィットのエイドリアンは、
履き口から踵にかけてスマートにシェイプされています。しかし、そこから甲周り、足先にかけて曲線描くように、大胆にボリュームアップ。絶妙なライン・メリハリの利いた黄金比シルエットで構成されています。加えて、光沢とハリ感のあるスムースレザーがシューズ全体をドレスアップ。

【INTERIOR】

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エイドリアンの核となる、甲部分のタッセル。ミニマルなシューズの雰囲気を壊さないよう、シューズと同じレザータッセルを使用。誇張はせず、しかし確かに存在し、ローファー基盤をドレッシーに昇華させています。

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ソールにはバウンシングソールを使用。ローファー特有の機能性・利便性の悪さを、マーチンのアイコンフィーチャーが解決。

カラーリングも種類が複数あり、中にはステッチの入った物も。通常であればカジュアルダウンの要素になるステッチですが、タッセル装飾が加わることで途端にドレッシーなディティールに。カジュアル/ドレスのバランスがきれいにとれる汎用性の高い一足です。

【難易度は激高】エイドリアンのサイズ選び

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サイズ感や着用感が特殊なドクターマーチンのシューズ。
それはエイドリアンも例外ではありません。
むしろ、通常の3ホールや8ホールよりもサイズ選びは難しいです。

靴紐で調整できないローファータイプは、サイズを下げてフィット感を持たせる必要があります。
しかし、サイズを下げると甲のタッセル部分が当たり、痛みが出てしまうケースがとても多いです。

自分に合ったサイズをしっかり確認し、快適に履きこなせるようにしましょう。

【まずは確認】サイズ展開とサイズチャート

では初めに、エイドリアンのサイズ展開・及びチャートを確認していきましょう。

DRM・エイドリアンのサイズ展開

UK3.0(22.0㎝)~UK10(29.0㎝)-男女兼用モデル
ハーフサイズ抜きの1㎝刻みの展開。

エイドリアンは基本的に男女兼用の規格なので、通常のマーチンと同じサイズ展開となっています。
サイズチャートも通常のマーチンと変わりありません。

⇩マーチンのサイズ展開を詳しく見る⇩



⇩以下がサイズチャートになります⇩

【レディース】

UK(inch)3.04.05.06.0
JP(㎝)22.023.024.025.0
US(inch)5.06.07.08.0
EUR(inch)36373839

【メンズ】

UK(inch)6.07.08.09.010.0
JP(㎝)25.026.027.028.029.0
US(inch)7.08.09.010.011.0
EUR(inch)4041424344

サイズは「UK表記」が使用されることが多いです。

UKサイズ+19.0㎝=日本サイズ(例:UK5+19㎝=24㎝)
UKサイズ1=日本サイズ(例UK5-1=24)
※正確には「UKサイズ-1+20」


足入れのサイズ感は大きめ?

次に、重要な足入れのサイズ感についてです。

エイドリアンは、ヘリテージフィットと呼ばれる細身の木型を使用しており、
さらに上部のタッセルに硬さがあるためかなり小さめに感じます。

とはいえ、足型自体はそこまで大きい訳ではありません。
厳密には

「履き口は狭いが、靴の中は普通」といった所でしょうか。

サイズは上げた方がいいの?

では結局サイズを上げた方が良いか?
と聞かれれば、一概にYESともNOとも答えられません。

ドクターマーチンは天然皮革を使用しており、着用を重ねるごとにかなりサイズ感が上がっていきます

最初はきつくても、足型に馴染んでいきますし、形もきれいに履けるため通常であれば小さめをおススメしますが、エイドリアンは少し事情が異なるのです。

エイドリアンの落とし穴

冒頭から何度かお伝えしていますが、エイドリアンのタッセル部分にはアーチ状にホルダーがついています。このアーチ状のホルダー部分がとにかく硬く、痛く、そしてなかなか伸びません。
また、ヘリテージフィットは全体的に細身となっており、空間のある場所とピッタリの部分が分かれるため、サイズを選びにくいです。

つまり、サイズを下げると〝靴擦れのオンパレード〟になってしまいます。
アッパー部分の皮革に関しては比較的早い段階で伸びるため、大きく問題は無いと思います。
しかし、甲部分のホルダーはなかなかなじまず、私もかなり痛かったです。

皮革の方は2~3週間で馴染みましたが、甲部分は2~3ヶ月かりました。(今でもたまに痛いです)
踵の形が崩れたことで空間が出来き、当たらなくなってくるイメージです。
今となっては少し大きく感じる程度まで伸びたため、サイズ選びは間違っていなかったと思いますが、あの痛さはこれまでのマーチンの中でダントツでした。
靴擦れが怖い方は、ワンサイズアップでも問題ないのかなと思います。
(※普段のマーチンUK6、エイドリアンuk6)

【解決!】あなたにぴったりのサイズ

というわけで、私なりにサイズ選びのポイントをまとめてみました。

ジャストサイズの方(ハーフで刻まないサイズ)

細~普通幅・甲の方

・ぴったりで履きたい人はマイナス1㎝
・ゆとりをもって履きたい人は普段と同じサイズ

マイナス1㎝程度であれば問題ないかと思いますが、多少の靴擦れは起こり得ます。

甲高・幅広の方

普段と同じサイズ

足が大きいと感じる方は普段サイズで大丈夫でしょう。逆に1㎝あげるとかなり大きくなります。

ハーフサイズの方

細~普通幅・甲の方

・ぴったりで履きたい人はマイナス1.5㎝
・ゆとりをもって履きたい人はマイナス0.5㎝

私も普段サイズからマイナス1.5で履いていますが、革靴になれていない方や靴擦れが怖い方は下げすぎない方が良いかと思います。

甲高・幅広の方

・ぴったりで履きたい人はマイナス0.5㎝
・ゆとりをもって履きたい人はプラス0.5㎝

普段サイズから上げることはあまりおススメしていませんが、エイドリアンの場合は救済措とします。


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