【エイドリアンサイズ感】⇒やや小さめ
・シューズの全長(縦の長さ)⇒長め
・シューズの横幅⇒やや細め
・シューズの甲高⇒低め
Dr.Martens
ADRIAN
60年代のブーム以来、若者のサブカルチャーに
影響を与えてきたタッセルローファー。
マーチンの一足目が誕生したのは1980年。
以降進化を続ける、大人気モデル。
【Dr.Martens】タッセルローファーの決定版
今回紹介するのはマーチンの名作の1つである〝ADRIAN〟
マーチンらしいアイコンは残しつつ、カジュアル~キレイ目まで幅広く使える汎用性の高さが人気の秘密です。
【要注意】サイズの落とし穴
そんな大人気のエイドリアンですが、サイズ感に関する悩みが非常に大く聞かれます。
等々、数多くの悩みを抱えているようです。
そこで今回は、販売員である私がマーチンローファーのサイズ感を徹底解説していきたいと思います。
【要注意】マーチンローファーサイズ選びのポイント
それでは早速、マーチンローファーのサイズについて解説を始めていきたいと思います。
エイドリアンのサイズ展開は?
マーチンのローファーで展開されているサイズは下記の通りです。
【DrMirtens・ADRIAN】
・サイズ展開⇒UK3(22.0㎝)~UK11(30.0㎝) 1.0㎝刻み
※モデルやカラーによって前後する場合があります。
他のマーチンブーツ同様、男女兼用モデルの1.0㎝刻みのサイズ展開となっています。
そのため、普段着用しているサイズがハーフサイズの方はより慎重にサイズを選択する必要があります。
エイドリアンのサイズ感は?
マーチンローファーの着用サイズ感は下記の通りです。
【エイドリアンサイズ感】⇒やや小さめ
・シューズの全長(縦の長さ)⇒長め
・シューズの横幅⇒やや細め
・シューズの甲高⇒低め
エイドリアンのサイズ感ですが、足入れ時点ではかなりタイトなサイズ感になります。
特に横幅や甲周りにかなり圧迫感があり、初めのうちは靴擦れや足が痛くなってしまう可能性があります。
しかしこの時点でサイズを上げてしまうのはおススメできません。
サイズ選びの注意点
足位入れが小さめのエイドリアンですが、実際にサイズを選ぶ際には下記を目安にして下さい。
-注意点①-革の弛緩を考慮する
足入れ時点でタイトだと感じていても、必ずしもサイズアップを推奨する訳ではあありません。
革が伸び切ると、最終的にワンサイズ程度大きくなります。
長期的に見てジャストサイズに合わせたい場合はサイズを下げる必要もあります。
-注意点②-〝大きめ〟のメリット・デメリット
初めからある程度余裕を持ったサイズを選ぶ際は下記に注意しましょう。
・革が伸びるためサイズが合わなくなってくる
・シワが入り形が崩れる
・見た目のアンバランス
着用サイズが変化してしまうのは勿論、それ以上に心配なのが〝形の崩れ〟
着用時の空間に余裕があると、横シワが入り始め深刻なダメージに繋がってしまいます。
-注意点③-〝小さめ〟のメリット・デメリット
以上の理由から、私はマーチンは小さめorジャストサイズを基本的に推奨しています。
しかし、エイドリアンの場合はやや事情が異なります。
サイズを下げると〝靴擦れのオンパレード〟になってしまいます。
アッパー部分の皮革に関しては比較的早い段階で伸びるため、大きく問題は無いと思います。
しかし、甲部分のホルダーはなかなかなじまず、私もかなり痛かったです。
【解決】あなたが選ぶべきサイズはこれ
次に、皆さんが購入するべき具体的なサイズについて解説していきます。
繰り返しお伝えしていますが、マーチンのローファーはサイズ選びが難しです。
どのサイズにもメリット、デメリットが存在するためしっかり確認しましょう。
では、より詳しく解説するためにポイント別で選ぶべきサイズをご紹介していきます。
・ジャストサイズで履きたい
・革靴を長くキレイに履きたい
・見た目で選びたい
ジャストサイズで履きたい方
歩行時の快適性や着用感を重視したい方は、基本的に-0.5㎝/-1.0㎝サイズダウンで選ぶことをおススメします。
【普段サイズがジャストサイズ】
細幅・普通幅の方→ -±0.0㎝~1.0㎝
幅広・甲高の方→ ±0.0㎝
【普段サイズがハーフサイズ】
細幅・普通幅の方→ -0.5㎝
幅広・甲高の方→ -0.5㎝
まず注意してほしいのは、ジャストサイズを狙うと確実に靴擦れが発生するということ。
革靴を履きなれている方や、最終的にベストなサイズを選択したい方はサイズダウンを推奨します。
革靴を長くキレイに履きたい
靴本来のエイジングを楽しみたい方は小さめのサイズをおススメします。
【普段サイズがジャストサイズ】➡-1.0㎝
【普段サイズがハーフサイズ】➡ -0.5㎝
この場合もサイズダウンを推奨しますが、ワンサイズダウンはかなりリスクがあるため、不安な場合は普段サイズにしましょう。
見た目のサイズ感で選びたい方
見た目のサイズ感を重視したい場合も、選ぶべきサイズは変化します。
【普段サイズがジャストサイズ】
大きめに履きたい方→ ±0.0㎝
小さめに履きたい方→ -1.0㎝
【普段サイズがハーフサイズ】
大きめに履きたい方→ -0.5㎝
小さめに履きたい方→ -0.5㎝
こちらも適宜サイズ調整が必要ですが、ワンサイズ以上下げるのはリスクが大きいため、ハーフサイズまでが無難です。
3種類のサイズを履き分けてみた
実際に3サイズ履き分けてみたので、参考にしてください
サイズ:25.0㎝(UK6)
【サイズ感】
・シューズの全長(縦の長さ)⇒標準
・シューズの横幅⇒細め
・シューズの甲高⇒低め
【備考】
3ホールの場合は当サイズでも着用出来ましたが、エイドリアンはかなりタイトです。
全体的に隙間が無く、歩行も困難になりかねないサイズです。
サイズ:26.0㎝(UK7)
【サイズ感】
・シューズの全長(縦の長さ)⇒長め
・シューズの横幅⇒やや細め
・シューズの甲高⇒低準
【備考】
通常のマーチンと比較してもやや小さめに感じます。
現在はちょいうど良いサイズに落ち着きましたが、馴染むまでにはかなり時間がかかりました。
どうしても不安な方はワンサイズ上げても良いでしょう。
サイズ:27.0㎝(UK8)
【サイズ感】
・シューズの全長(縦の長さ)⇒長め
・シューズの横幅⇒やや広め
・シューズの甲高⇒標準
【備考】
楽なサイズ感にはなりますが、後々の弛緩を考慮するとやや不安が残ります。
革靴を履き慣れていない方や余裕が欲しい場合はサイズアップも視野に入れましょう。
【Dr.Martens】-2680-ADRIAN TASSLE LOAFER
【about】
1980年に登場したエイドリアン。
親しまれてきたマーチンのアイコンと、
ドレス・カジュアル・フェミニン・モード・パンク、etcあらゆるスタイルに柔軟に対応する汎用性の高さが最大の魅力です。
【DETAIL】
目を引く装飾は、魅力のほんの一部。
細身の木型を使用しているヘリテージフィットのエイドリアンは、
履き口から踵にかけてスマートにシェイプされています。しかし、そこから甲周り、足先にかけて曲線描くように、大胆にボリュームアップ。絶妙なライン・メリハリの利いた黄金比シルエットで構成されています。加えて、光沢とハリ感のあるスムースレザーがシューズ全体をドレスアップ。
【INTERIOR】
エイドリアンの核となる、甲部分のタッセル。ミニマルなシューズの雰囲気を壊さないよう、シューズと同じレザータッセルを使用。誇張はせず、しかし確かに存在し、ローファー基盤をドレッシーに昇華させています。
カラーリングも種類が複数あり、中にはステッチの入った物も。通常であればカジュアルダウンの要素になるステッチですが、タッセル装飾が加わることで途端にドレッシーなディティールに。カジュアル/ドレスのバランスがきれいにとれる汎用性の高い一足です。
【まとめ】マーチンローファーのサイズ感について
今回はマーチンのローファーについてサイズ感の解説を行いました。
是非購入時の参考にして下さい。
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