ドクターマーチン〝3ホール〟のサイズ感やサイズ選びを販売員が徹底解説！

【マーチン3ホール・サイズ感】⇒大きめ
・シューズの全長(縦の長さ)⇒長め
・シューズの横幅⇒やや細め
・シューズの甲高⇒標準

Dr.Martens
3EYE

時代・性別・国籍・ジャンル
全てに捕らわれず

あまねくファッション界の新常識として
誰もが愛し、愛される名作が
そこにはあります。

【Dr.Martens】カジュアルブーツの金字塔
1. 【要注意】サイズの落とし穴
【要注意】マーチン3ホールサイズ選びのポイント
【解決！】あなたが選ぶべきサイズはこれ
３種類のサイズを履き分けてみた
【Dr.Martens】1461 3EYE
【番外編】Dr.Martensを賢く購入しよう！
1. どうしてもサイズが大きかったら？
2. 【驚愕のウラワザ】楽天市場で購入すると最大5000円安くなる！？
【まとめ】マーチン3ホールのサイズ感について

【Dr.Martens】カジュアルブーツの金字塔

今回紹介するのはカジュアルブーツの金字塔でもあるマーチンの3ホール

長らくファッション業界に革新をもたらしてきたDr.Martensの3ホール。
時代を超え愛されるカジュアルブーツは、時代を超え、街中に溶け込む定番アイテムとして姿を見ない日はありません。

【要注意】サイズの落とし穴

そんな大人気のマーチン３ホールですが、一部では悩みの声も聞かれます。

「どれを選んだら良いか分からない」
「どこで買ったらよいか分からない」
「サイズ感が分からない」

特にサイズ感に関して悩んでいる方は非常に多いです。

Dr.Martens 1461

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今回は販売員である私が、マーチン3ホールのサイズ感を解説していきたいと思います。

【要注意】マーチン3ホールサイズ選びのポイント

それでは早速、マーチン3ホールのサイズ選びについて解説していきたいと思います。

サイズ展開について

ドクターマーチン3ホールで展開されているサイズは下記の通りです。

【マーチン・3ホール】
・サイズ展開⇒22.0㎝～32.0㎝　1.0㎝刻み
※モデルやカラーによって前後します。

レディースサイズからメンズサイズまで一貫したサイズ展開となっています。
また、マーチンのサイズ展開は全て1.0㎝となっており、ハーフサイズは存在しません。

普段ハーフサイズを着用している方はサイズを変更する必要がありますが、ここで選ぶサイズを失敗してしまうと
折角のマーチンが履けなくなってしまう事もあり得ます。

しっかりと自分の着用サイズを見極めましょう。

着用サイズ感

マーチン3ホールの着用サイズの目安は下記の通りです。

【サイズ感】⇒大きめ
・シューズの全長(縦の長さ)⇒長め
・シューズの横幅⇒やや細め
・シューズの甲高⇒標準

前提としてお覚えておいて欲しいのは、〝マーチンは大きい〟ということです。
そのため、購入の際はサイズを下げる必要があります。

普段サイズよりも +0.5㎝~1.0㎝大きめ

ここを誤解してしまうと、選択サイズを失敗する原因に繋がります。

サイズ選びの注意点

では続いて、実際にサイズを選ぶ際の注意点をまとめておきます。

-注意点①-革が伸びるため〝小さめ〟を選ぶ

つま先があたっていなければ横や甲がきつくても問題ありません。

マーチンの3ホールは本革を使用しているため、最初はかなり硬さがありますが
着用を重ねることで革が柔らかくなっていきます。

元々サイズ感は大きめなのですが、レザー特有の硬さによって〝小さい〟と感じてしまう方がほとんどです。

こういった流れで余裕を持ったサイズ選びをしてしまう方が大半なのですが、これはおすすめ出来ません。
ジャストサイズを着用し、時間をかけて足に馴染ませましょう。

-注意点②-大きめを選ぶ弊害

余裕を持ったサイズを選んだ場合、次第に以下のような症状が出てきます。

・革が伸びるためサイズが合わなくなってくる
・シワが入り形が崩れる
・靴ズレの発生
・見た目のアンバランス

サイズが合わなくなるのは勿論ですが、それ以上に心配なのが〝形の崩れ〟

つま先に余裕があることで、次第に横シワが入り始め、最終的には深刻なダメージに繋がってしまいます。

マーチンを長くキレイに履くためにもジャストサイズでの購入を推奨します。

【解決！】あなたが選ぶべきサイズはこれ

次に、皆さんが購入するべき具体的なサイズについて解説していきます。

マーチン3ホールサイズ選び

普段サイズの-1.5㎝～±0.0㎝

繰り返しお伝えしていますが、マーチンは小さめを選ぶことを推奨します。
しかしながら、どの程度サイズダウンするかは条件によって異なります。

では、より詳しく解説するためにポイント別で選ぶべきサイズをご紹介していきます。

・ジャストサイズで履きたい
・革靴を長くキレイに履きたい
・見た目で選びたい
・特にこだわりはない

ジャストサイズで履きたい方

歩行時の快適性や着用感を重視したい方は、基本的に－0.5㎝/-1.0㎝サイズダウンで選ぶことをおススメします。

【普段サイズがジャストサイズ】
細幅・普通幅の方→　-1.0㎝
幅広・甲高の方→　　±0.0㎝

【普段サイズがハーフサイズ】
細幅・普通幅の方→　-０.5㎝
幅広・甲高の方→　　-０.5㎝

基本的にはワンサイズダウンを推奨しますが、幅広甲高などの理由で普段から大きめを履く場合は、標準サイズでも良いでしょう。

革靴を長くキレイに履きたい

靴本来のエイジングを楽しんだり、大切なブーツとして長く向き合っていきたいという方には、かなり小さめのサイズをおススメします。

【普段サイズがジャストサイズ】➡-1.0㎝~-2.0㎝

【普段サイズがハーフサイズ】➡　-０.5㎝~-1.5㎝

こちらはかなり小さめのサイズとなり、恐らく踵に指一本がぎりぎり入るかになるとお思います。
マーチンのスムースレザーであれば確実に伸びますが、革靴になれていない方はおススメしません。

見た目のサイズ感で選びたい方

見た目のサイズ感を重視したい場合も、選ぶべきサイズは変化します。

【普段サイズがジャストサイズ】
大きめに履きたい方→　±0.0㎝
小さめに履きたい方→　-1.0㎝~-2.0㎝

【普段サイズがハーフサイズ】
大きめに履きたい方→　-０.5㎝
小さめに履きたい方→　-1.5㎝

元々かなりボリュームがあるため、大きめに履きたい場合でも普段サイズをおススメします。
小さめに収めたい場合は最悪2.0㎝まで下げても大丈夫だと私は思います。
かなりタイトになるため、革靴を履くことになれている人に限ります。

特にこだわりは無い方

特にこだわりはない場合は－0.5㎝/-1.0㎝サイズダウンをおススメします

普段サイズがジャストの方→　-1.0㎝
普段サイズがハーフの方→　　-0.5㎝

多くの方に試してもらい、自身も何足も履いた結果、これがベストな結論となりました。

何度もお伝えしているように、サイズを下げることで初めはかなりタイトになるとお思います。
しかし履き続けることで、自分に合った理想のサイズに変化していきます。

３種類のサイズを履き分けてみた

実際に3サイズ履き分けてみたので、参考にしてください

筆者プロフィール

身長169㎝/体重55kg(やや細身)

普段履いてるシューズ	サイズ	足入れサイズ感
アディダス・スタンスミス	26.5cm	やや小さめ
アディダス・フォーラム	26.5cm	やや余裕あり
ナイキ・エアフォース1	27cm	やや余裕あり
ニューバランス・CM996	27cm	やや余裕あり
ニューバランス・327	27cm	ジャスト
マーチン・1460	25.0cm	ジャスト
マーチン・1461	26cm	ジャスト
マーチン・エイドリアン	25cm	ジャスト
コンバース	27cm	やや余裕あり

【筆者選択サイズ:26.0㎝】
3パターンのサイズを試し、26.0㎝を選択します。

サイズ：25.0㎝（UK6）

【サイズ感】
・シューズの全長(縦の長さ)⇒標準
・シューズの横幅⇒細め
・シューズの甲高⇒低め
【備考】
踵部分もかなりタイトになっていて、指は一本も入りません。
しかし内足部分と甲部分に若干隙間があるため、
革が伸びていけば逃げ道が出来き、履きやすくなると想定できます。
(筆者はこのサイズの3ホールも履いています)

サイズ:26.0㎝(UK7)

【サイズ感】
・シューズの全長(縦の長さ)⇒長め
・シューズの横幅⇒やや細め
・シューズの甲高⇒標準
【備考】
踵の余り具合は1㎝強で、指が縦に一本入るほど。
横はタイトですが、弛緩を考慮知れば問題無いサイズ。
弛緩後は特に当たる箇所もなく、むしろ少し緩く感じます。

サイズ：27.0㎝(UK8)

【サイズ感】
・シューズの全長(縦の長さ)⇒長め
・シューズの横幅⇒やや広め
・シューズの甲高⇒やや高め
【備考】
踵の余りは2㎝強で、縦に指が二本入ってしまう程です。
内足にも隙間が出来てしまい、歩行時の安定性がありません。
さらにこの隙間は、革が伸びてきた際の、シワやクラックの原因になってしまいます。